矯正歯科・小児矯正

矯正歯科

矯正歯科とは

矯正歯科とは

矯正歯科とは一般的に悪い歯並びを綺麗に治す治療の事を言います。
また、審美性の改善だけではなく、発音の改善や、全身の噛み合わせバランスを調整する事で歯のガタツキを無くし、歯の清掃性を良くして歯の健康寿命を延ばすための予防の効果もあります。

矯正歯科の治療方法

患者さまの歯の状態・ご希望などに合わせて、最適な治療方法をご提案をいたします。

矯正歯科の治療方法

ワイヤー矯正

一般的な矯正治療です。
ブラケットを歯の表側につけて歯を動かします。また適応出来る症例が一番広い矯正治療のため、様々な不正咬合にも対応が可能です。

審美ブラケット

審美ブラケットとは、銀色のブラケットではなく、歯と同系色のブラケットを用いた表側矯正治療のひとつです。ブラケットが歯の色に近いので、メタルブラケットと比較して目立ちにくく、目立つのを気にされる方に適しています。

マウスピース矯正

マウスピース矯正

マウスピースを用いた矯正治療です。
ワイヤー矯正とは異なり、透明色のマウスピースを装着して治療を行えるため、目立ちにくいというメリットがあります。また、自由に取り外しが可能なため、歯のクリーニングもしやすい事が特徴で、手軽に始められることから、近年人気が高まっている矯正治療です。

矯正歯科治療の流れ

STEP01

カウンセリング

患者さまの現在のご状況・ご要望、治療に対してのお悩みなどをお伺いいたします。

STEP02

検査

口腔内写真やレントゲン写真の撮影や、治療計画に必要事項を確認いたします。

STEP03

診断

歯並びの状態などを診断して、具体的な治療計画についてお話しいたします。
いくつか治療計画が考えられる場合には、それぞれをご説明させていただき、お選びいただきます。

STEP04

治療開始

治療計画や診断時にお話しした内容で、ご納得いただいた上で治療を開始いたします。

STEP05

保定

後戻りが起きないように、保定装置を使用していただきます。

小児矯正

こんな症状があれば
小児矯正へ

  • 受け口になっている
  • 呼吸する時口からが多い
  • 滑舌が悪い
  • いびきをかく
  • 口がよく空いている
  • 扁桃腺がよく腫れる

何か当てはまる場合にはお気軽にご相談ください

小児矯正治療の
メリット・デメリット

メリット

メリット1抜歯の可能性が減る

大人になってから矯正を行う際に抜歯が必要なケースでも、顎の成長期と言われるお子さまの時期に矯正を行うと、抜歯の可能性を減らすことが出来ます。また、顎が小さく永久歯が生えるスペースが足りない場合には、歯並びを広げて、永久歯が生えそろうスペースを作ります。

メリット2永久歯が悪い方向に生えにくくなる

乳歯が抜けるタイミングを調整すると、永久歯の歯並びとズレて生えてくる原因を解消する事が出来ます。

メリット3お顔のバランスを整える

お子さまの時期が一番顎が成長するため、噛み合わせの悪い状態で何もしないで置くと、顎の成長に偏りが出来てしまい、顔のバランスが崩れてしまう可能性が出てきます。子供のうちに矯正をすることで、お顔のバランスを整える事が出来ます。

デメリット

デメリット1再治療が必要になる場合がある

顎の成長が治療計画と異なるケースがあります。
計画していた以上に顎が成長したり、逆に顎の成長が止まってしまうなど、治療計画時の予想を超えた場合には再治療が必要になります。

デメリット2治療の結果に差が生じる

自分で取り外しが可能な装置を使用する際、定められた装着時間を守らなければ、治療が長引く事もあります。ご家族様のサポートが治療成功のカギとなります。

デメリット3治療期間が長引く可能性がある

小児矯正では、顎の骨の成長がピークである、中高生まで経過を観察する必要があります。
継続的な治療が必要な症例では、矯正治療期間が長くなる場合があります。

小児矯正の時期

第一期治療

第一期治療

子供の顎の骨が狭い場合や、上下の顎の骨のバランスが悪かったりすると、本来生えてくる位置から永久歯が生えず、歯並びが悪くなります。
そこで第一期治療では、専用の装置を使い顎の骨を広げるなどでバランスを整え、歯が正常な位置から生えて正しい噛み合わせとなるための土台作りをし、将来の歯並びや噛み合わせが悪化するのを予防できます。
あごの成長量が大きい場合には、中学生以降の治療(第二期治療)が必要となります。

第二期治療

第二期治療

永久歯が生え揃ってから行う矯正治療の事を指します。
主に、永久歯を適切な位置に整え、噛み合わせや歯並びの改善を行います。
この時期の治療では、大人の矯正と同じ装置を使用します。
第一期治療では顎の骨成長など土台作りをしましたが、それでも対応しきれないぐらい大きな歯が生えてきたり、あごの成長量が標準でないケースでは第二期治療が必要となります。
第二期治療が必要となる場合でも、第一期治療で土台が改善されていると、より良い状態で第二期治療を受けられます。

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